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裸者と裸者 下

邪悪な許しがたい異端の

角川文庫 う15−4

出版社名 角川書店
出版年月 2007年12月
ISBNコード 978-4-04-361504-9
4-04-361504-3
税込価格 880円
頁数・縦 367P 15cm
シリーズ名 裸者と裸者

商品内容

要旨

両親の離婚後、月田姉妹は烏山のママの実家に引越し、屈託なく暮らした。そして応化九年の残酷な夏をむかえる。東から侵攻してきた武装勢力に、おじいちゃんとおばあちゃんとママを殺されたのだ。十四歳の姉妹は、偶然出会った脱走兵の佐々木海人の案内で、命からがら常陸市へ逃げ出した。そして―戦争を継続させているシステムを破壊するため、女性だけのマフィア、パンプキン・ガールズをつくり世界の混沌に身を投じた―。

おすすめコメント

あたしたちはもう発狂してるってことか?月田桜子、月田椿子。双子の姉妹は、戦争を継続させているシステムを破壊するため、女性だけのマフィア、パンプキン・ガールズをつくり世界に混沌に身を投じた−−。

著者紹介

打海 文三 (ウチウミ ブンゾウ)  
1948年生まれ。早稲田大学政経学部卒。93年、『灰姫―鏡の国のスパイ』が第13回横溝正史賞優秀作となる。翌年発表した『時には懺悔を』が各方面で絶賛される。2007年10月9日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)