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税制改革の渦中にあって

出版社名 岩波書店
出版年月 2008年1月
ISBNコード 978-4-00-023674-4
4-00-023674-1
税込価格 2,420円
頁数・縦 223P 20cm

商品内容

要旨

危機的な財政状況、少子高齢社会の到来のもとで、社会的インフラストラクチャーたる税制はどうあるべきなのか。「低福祉・低負担」/「中福止・中負担」/「高福祉・高負担」のいずれを我々は選び、その選択を受けた今後の税制改革を新たな視点でどう進めるべきなのか。―政府税制調査会長を務め、税制改革の渦中にあった著者が、安心、安全そして希望のもてる未来のために、明確に答える。

目次

第1章 増税時代の到来か―パラダイムの転換!
第2章 税制改革の主役交代―官主導から政治主導へ
第3章 国民の理解とマスコミ報道―どう改善しうるか
第4章 政治的にタブー化した消費税―どう克服しうるか
第5章 迫られる所得税の復権―改革の原点
第6章 複雑な法人税の立場―今後の目指すべき方向

出版社
商品紹介

危機的な財政状況、少子高齢社会の到来のもとで、社会的インフラたる税制のあるべき姿を明示する。

おすすめコメント

危機的な財政状況、少子高齢社会の到来のもとで、社会的インフラストラクチャーたる税制はどうあるべきなのか。低福祉―低負担/中福祉―中負担/高福祉―高負担という国民のいずれかの選択のなかで、今後税制改革を新たな視点でどう進めるかを、長年政府税制調査会会長を務めた著者が明確に答える。

著者紹介

石 弘光 (イシ ヒロミツ)  
1937年東京に生まれる。61年一橋大学経済学部卒業、その後同大学大学院経済学研究科博士課程中退の後、同大学経済学部助手、専任講師、助教授、教授。98‐2004年、学長。現在、一橋大学名誉教授、放送大学長。専攻は財政学。経済学博士。2000‐06年の間、政府税制調査会の会長を務める。著書に『財政構造の安定効果』(勁草書房、1976年、毎日エコノミスト賞)、『租税政策の効果』(東洋経済新報社、79年、日経・経済図書文化賞)、『財政改革の論理』(日本経済新聞社、82年、サントリー学芸賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)