• 本

児童虐待を認めない親への対応 リゾリューションズ・アプローチによる家族の再統合

出版社名 明石書店
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-7503-2742-6
4-7503-2742-5
税込価格 3,630円
頁数・縦 273P 21cm

商品内容

目次

第1章 「否認」の見方を変えてみる
第2章 「安全づくり(リゾリューションズ)」の概観
第3章 「安全づくり(リゾリューションズ)」の原理と実践
第4章 開始:準備と関係作り(エンゲージメント)
第5章 「ことばと絵」によってばらばらの話から分かち合う説明をつくる
第6章 事情を知った「安全の応援団(セイフティ・ネットワーク)」を家族の周りにつくる
第7章 家族安全ガイドライン:最終版家族安全プランに向けての旅を始める
第8章 仮想の取り組み:「似ているけれども違う」家族
第9章 家族安全プランをつくり、見守る
第10章 複雑なものを抱えて旅する

著者紹介

ターネル,アンドリュー (ターネル,アンドリュー)   Turnell,Andrew
ソーシャルワーカー、ファミリーセラピスト、児童保護コンサルタント。オーストラリアのウェスタンオーストラリア州パース在住。児童保護ケースワークのためのサインズ・オブ・セイフティ・アプローチの共同開発者。世界の各国でのワークショップを通して教えるとともに、イギリス、スウェーデン、オランダ、アメリカ合衆国、カナダ、日本、ニュージーランド、オーストラリアなどの各国の児童保護の組織・チームと緊密な連絡を取り、コンサルタントとして活躍している
エセックス,スージー (エセックス,スージー)   Essex,Susie
現在、英国児童思春期精神保健サービス(CAMHS;Child and Adolescent Mental Health Service)のコンサルタント・ファミリーセラピスト。また、英国の多くの大学で家族療法と児童保護について教鞭をとっている。30年間に渡って、児童虐待問題を抱えた家族への専門的支援を提供してきた経験を持っている。リゾリューションズ・アプローチの共同開発者である
井上 薫 (イノウエ カオル)  
同朋大学大学院人間福祉研究科・社会福祉学部准教授。名古屋大学大学院文学研究科博士前期課程(心理学専攻)修了(文学修士、1982)。愛知県児童相談所に勤務(1983〜1999)。1999年より同朋大学社会福祉学部専任教員。家族援助論、児童福祉臨床研究などを担当。児童家庭相談、特に児童虐待防止ケースマネジメントを研究
井上 直美 (イノウエ ナオミ)  
日本福祉大学心理臨床研究センター准教授(2008年3月まで)。臨床心理士。名古屋大学大学院文学研究科博士前期課程(心理学専攻)修了(文学修士、1982)。非常勤臨床心理職として、岐阜大学医学部付属病院神経精神科、羽島病院精神科、岐阜南病院、井深医院、たなか小児科、岐阜県立岐阜病院に勤務。岐阜県立岐阜病院臨床心理業務嘱託職員をへて、2003年より日本福祉大学心理臨床研究センター教員、2005年日本福祉大学心理臨床研究センター研究所教員
板倉 賛事 (イタクラ サンジ)  
愛知県中央児童・障害者相談センター児童福祉司。金沢大学法文学部哲史文学科卒業。「特定非営利活動法人子どもの虐待防止ネットワークあいち」(CAPNA)会員として、スコットランドの民間児童虐待防止団体チルドレンファースト(Children 1st)を視察、同団体の来日時に講演通訳として参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)