なみだ橋 書下ろし長篇時代小説 百姓侍人情剣
広済堂文庫 か−15−6 特選時代小説
| 出版社名 | 廣済堂出版 |
|---|---|
| 出版年月 | 2008年5月 |
| ISBNコード |
978-4-331-61310-8
(4-331-61310-0) |
| 税込価格 | 660円 |
| 頁数・縦 | 316P 16cm |
商品内容
| 要旨 |
十九歳の初夏に上州渋川村を飛び出し、江戸へ出た百姓・茂平。口入れ屋の飯岡一家に世話になり、さらには、寺田道場の内弟子時代に茂平の人柄を見込んだ北町の同心神岡冬右衛門の養嗣子に迎えられ、定町廻り同心の役目を世襲して、数年が経っていた。ある日、寺田家の四男・鈴之丞が長崎へ遊学に出ることを聞きつけ、茂平は小日向茗荷谷へ向かった。鈴之丞は、両親の愛情を知らず、暴慢の輩と成り果てていたが、茂平の助言で改心し、蘭学者の途を目指していた。が、鈴之丞はとんでもない相談を茂平に…。書下ろし長篇人情時代小説。 |
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おすすめコメント
北町奉行所の同心・神岡茂平の縄張り・板橋宿で首のない男の死体が見つかった。すぐに、「これは私の父だ」と娘が名乗り出るが、茂平は娘の言葉を妙だと感じていた。茂平の直感通り、事態は意外な展開を見せる。江戸情緒溢れる人情時代小説。