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ソーシャル・キャピタル 社会構造と行為の理論

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2008年7月
ISBNコード 978-4-623-05115-1
4-623-05115-3
税込価格 3,960円
頁数・縦 371P 22cm

商品内容

要旨

現代社会は縦横無尽に張り巡らされたネットワークによって形成されている。本書は、そのネットワークの資源としてのはたらきに焦点を当て、社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)論を展開したナン・リンの代表的研究である。人々が形成するネットワークを資源として捉えることにより、個人の地位達成、社会の階層分化といった幅広い現象を科学的に分析する。

目次

第1部 理論と研究(資本の理論―理論的基盤
社会関係資本―社会関係を通じて得られる資本
資源、ヒエラルキー、ネットワークと同類性―構造的基盤
資源、動機、相互行為―行為の基盤
理論と理論的命題
社会関係資本と地位達成―これまでの研究の流れ
社会関係資本における不平等―研究課題の所在)
第2部 概念上の展開(社会関係資本と社会構造の創出―合理的選択理論
名声と社会関係資本―社会的交換の合理的基盤
ヒエラルキー構造のなかの社会関係資本
制度、ネットワーク、形成資本―社会の変化
サイバーネットワークとグローバルビレッジ)
第3部 エピローグ(理論の未来)

著者紹介

筒井 淳也 (ツツイ ジュンヤ)  
1970年生まれ。1999年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程満期退学。博士(社会学)。現在、立命館大学産業社会学部准教授
石田 光規 (イシダ ミツノリ)  
1973年生まれ。2007年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。現在、大妻女子大学人間関係学部専任講師
桜井 政成 (サクライ マサナリ)  
1975年生まれ。2004年立命館大学大学院政策科学研究科博士課程後期課程修了。博士(政策科学)。現在、立命館大学政策科学部准教授
三輪 哲 (ミワ サトシ)  
1972年生まれ。2006年東北大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。現在、東京大学社会科学研究所准教授
土岐 智賀子 (ドキ チカコ)  
1964年生まれ。1992年駒澤大学大学院人文科学研究科社会学専攻修士課程修了。現在、立命館大学大学院社会学研究科博士後期課程在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)