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ことばと論理 このままでいいのか言語分析

開拓社言語・文化選書 7

出版社名 開拓社
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-7589-2507-5
4-7589-2507-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 192P 19cm

商品内容

要旨

今日、大量の情報が流れているが、価値観の多様化や視覚優位の波をうけ、ことばの力はむしろ弱まっている。あいまいな思考、矛盾した論理、無責任な主張がまかり通っている。ことばが人間のあらゆる営為にかかわるとすれば、言語分析はことばに埋め込まれている人間の認知・思考・価値観・社会状況などに届くものでなければならない。ことばの復権とともに言語分析のあり方を探っている。

目次

第1章 このままでいいのか言語分析(はじめに
仮想現実と偽装 ほか)
第2章 ラングとパロールの見直し(ラングとパロール
20世紀言語学の功罪 ほか)
第3章 依存関係の見直し(依存関係考察の歴史
主要素と従要素の規定 ほか)
第4章 デフォルト解釈の見直し(推論過程におけるデフォルト解釈
文内の場合 ほか)
第5章 全体と部分の見直し(はじめに:問題の所在
分析対象:全体と部分の関係 ほか)

著者紹介

児玉 徳美 (コダマ トクミ)  
1935年、広島県生まれ。1958年、神戸市外国語大学英米学科卒業。1975年、ロンドン大学留学。現在、立命館大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)