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文章の品格

出版社名 朝日出版社
出版年月 2008年11月
ISBNコード 978-4-255-00449-5
4-255-00449-8
税込価格 1,320円
頁数・縦 106P 18cm

商品内容

要旨

ワンランク上の文章上達術。説得力ある文章を書くコツ。文章を仕上げる前の必須作業。映画の名場面を見るように古典を読む。品格ある文章を書く最高のお手本となる一冊。

目次

1章 文章の品格とは?(ワンランク上の文章上達術
文章の基本は「日ごろの話し言葉」にある
品格のある文章とは?
世阿弥の「離見の見」にみる極意の表現法
「話し言葉」の品格
品格ある文章を書くために、敬語の基本が必要
子どもの頃から身についた言語感覚は変えにくい
よい文章を書くためには話し言葉を洗練せよ!)
2章 極意の文章術(プロの文章はどこが違うか?
独りよがりの文章は誰も読まない
読まれる文章の秘密『イギリスはおいしい』が多くの人に読まれた理由
説得力のある文章を書くコツ
要領のよい文章の構成とは?
推敲はコンピュータが最適
文章を仕上げる前の必須作業とは?)
3章 最高のお手本(お手本を見つけ、文章の呼吸を知る
好きな作家の作品を筆写すると、文章の秘義がわかる私の文章修業法
仮名、漢字の使い分けを体得するには?
句読点のつけ方のヒント
改行の正しいしかた
文章表現の原点は、裸の自分を知るところにある)
4章 古典は感動の宝庫(古典はとにかくおもしろい
映画の名場面を見るように古典を読む
古典こそ、まさに「生きた文学」
古典を味わう最良の方法とは?
古典は美しい日本語の宝庫
古典を読むと、豊かな表現力が身につく)

出版社
商品紹介

人の信用を克ち得るかどうかは「言葉の品格」にある。言葉を磨く最良の方法をていねいに手ほどきする、美しい日本語入門。

著者紹介

林 望 (ハヤシ ノゾム)  
1949年東京生。作家・書誌学者。慶應義塾大学文学部卒、同大学院博士課程修了。学位、文学修士。ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。専門は日本書誌学・国文学。『イギリスはおいしい』で91年日本エッセイスト・クラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』で92年国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』で93年講談社エッセイ賞を受賞。学術論文、エッセイ、小説の他、料理、能、自動車、古典文学等幅広く執筆し著書多数。また勝又晃、田代和久氏らに師事して声楽を学び、バリトン歌手としても各地で活動する傍ら、新しい日本歌曲の創造のために、佐藤眞、伊藤康英、野平一郎、上田真樹等の作曲家に歌曲のための詩を提供、合唱曲、校歌、社歌、市歌などの作詩も多く手がけている。また観世流能楽の実技と理論を津村禮次郎師に学び、新作能『仲麻呂』『黄金桜』等を創作。国立能楽堂ほか各流能楽公演に際しての解説講演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)