洛中洛外の群像 失われた中世京都へ
増補
平凡社ライブラリー 660
出版社名 | 平凡社 |
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出版年月 | 2009年1月 |
ISBNコード |
978-4-582-76660-8
(4-582-76660-9) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 501P 16cm |
商品内容
要旨 |
米俵を積んだ馬、橋と中島、松の根元の石…上杉本『洛中洛外図』に描かれた小さな一齣から読者はいつのまにか中世京都の街頭につれ出される。米座と関、伊勢信仰と病、降格させられる神…史料の細部を読み抜く目が、洛中洛外の時代における都市の鮮烈な眺望をひらく。上杉本成立をめぐる卓論「公方の構想」を含み、音や匂い、手触りにいたるまで中世都市の具体を探りあてようとする名著の増補版。 |
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目次 |
1 上杉本『洛中洛外図』から(馬二題―上杉本『洛中洛外図』の一齣 |
出版社 商品紹介 |
杉本洛中洛外図の一齣を注視し、残された史料を綿密に読みぬき、室町期京都の人とモノのありようを見事に再現する名著の増補版。 |