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幕末志士の「政治力」 国家救済のヒントを探る

祥伝社新書 143

出版社名 祥伝社
出版年月 2009年2月
ISBNコード 978-4-396-11143-4
4-396-11143-6
税込価格 880円
頁数・縦 268P 18cm

商品内容

要旨

昨今の国民の政治不信は、現在の政治家のふがいなさが、そのまま国民の不安につながっているとも言える。漢字が読めないなどという政治以前の問題はともかくとして、まさに現在の政治家の資質が政局混乱を招いているといっても過言ではあるまい。幕末の混迷は現代の比ではないが、その混迷の時代を駆け抜けた坂本龍馬、西郷隆盛、新選組、そして幕府側の志士たちはどのような政治意識を持っていたのか。そして彼らの政治家としての力はどのようなものだったのか。現代政治学家・政治史研究家である著者が、“人間力”の視点から、幕末志士と現代政治家の違いや、彼らの活躍から国家救済のヒントまでを鋭く読み解いていく。

目次

第1章 篤姫の政治力
第2章 坂本龍馬の政治力
第3章 西郷隆盛の政治力
第4章 新選組の政治力
第5章 幕府の政治力
終章 国家救済の政治力とは

著者紹介

瀧澤 中 (タキザワ アタル)  
1965年、東京都生まれ。駒澤大学法学部上條末夫研究室卒。作家・政治史研究家。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)