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ニューディール労働政策と従業員代表制 現代アメリカ労使関係の歴史的前提

MINERVA人文・社会科学叢書 146

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2009年2月
ISBNコード 978-4-623-05258-5
4-623-05258-3
税込価格 6,050円
頁数・縦 280P 22cm

商品内容

要旨

本書は、労働組合組織率の低位や従業員参加制度の欠如など、現代米国労使関係の特徴が形成された経緯を、その歴史的な原点に遡って検証している。ここに、ニューディール型労使関係の成立に大きな影響を与えた大量生産型大企業における従業員代表制の30年代における変化とその帰結が解明される。

目次

従業員代表制と「ニューディール型労使関係」
ニューディール労働法改革と従業員代表制―全国産業復興法と労働争議法案を中心に
全国労働関係法と特別協議委員会
グッドイヤーにおける労使関係の転換と継承
ハーヴェスターにおける従業員代表制の展開
GEにおける従業員代表制の再編と廃棄―労働者評議会と産業別組合
USスティールにおける従業員代表制の展開
AT&Tの従業員代表制の変容と労使関係の展開
デュポンにおける従業員代表制の展開
独立組合の盛衰
ウェスタン・エレクトリックにおける従業員代表制の展開
閉ざされた道

著者紹介

関口 定一 (セキグチ テイイチ)  
中央大学商学部教授
伊藤 健市 (イトウ ケンイチ)  
関西大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)