• 本

自分の仕事をつくる

ちくま文庫 に8−1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2009年2月
ISBNコード 978-4-480-42557-7
4-480-42557-8
税込価格 880円
頁数・縦 331P 15cm

仕事ってなんだろう?迷ったときに立ち戻りたい働き方のバイブル

  • 働き方
  • ライフスタイル
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長く読み続けられているロングセラー。働き方研究家という肩書きで数々の本を出版している西村佳哲さんの一作目の本です。インタビュー形式で著名なクリエイター達の働き方を探る内容ですが、ものづくりやデザインなどの仕事に限らない、働く人すべてに共通する普遍的な仕事への向き合い方についての本になっています。この本が伝えてくれる「自分の仕事」というのは、起業したり自分で新しい仕事を生み出すということだけではなく、「主体的に関わって自分事として働いている」ということ。「自分の仕事ってなんだろう」と、迷い立ち止まったときに手にとって欲しい本。単行本発売から15年がたっても古びない、働き方のバイブルです。

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • ページを折るも良し、余白に書き込むも良し。自分の思いとも向き合える一冊。……現在9 冊の本が出版されている働き方研究家、西村佳哲さんの最初の一冊。「いい仕事」をしている人の現場を訪ね歩いた、働き方をめぐる探索の小さな報告書です。なによりも本のタイトルが核心を突いていて心に響きます。他人事ではないこと、ほかの人には任せたくないこと、ほかでもない「自分の仕事」をしよう! という強い願いが込められています。「自分の仕事」を見つめ直したくなったとき、「自分の仕事をつくる」ことに思いを巡らせたとき、「いい仕事」の現場や西村さんの綴られる言葉から、そのときどきに響くこと、感じることを知り、自分の思いとも向き合える一冊です。(ミシマ社『THE BOOKS』より転載)

    (2013年3月14日)

商品内容

要旨

仕事とはなにか。「いい仕事」はどこから生まれるのか。仕事を「自分の仕事」にするためにはなにが必要か。八木保を、柳宗理を、ヨーガン・レールを、パタゴニア社を、ルヴァンを、象設計集団を、さまざまな「いい仕事」の現場を訪ねた貴重な記録。働き方が多様になってきた時代、迷ったら立ち戻りたい働き方のバイブル。文庫化にあたり10年後のインタビューを2本追加。

目次

1 働き方がちがうから結果もちがう(八木保さんをサンフランシスコに訪ねる
象設計集団を北海道・帯広に訪ねる ほか)
2 他人事の仕事と「自分の仕事」(植田義則さんのサーフボードづくりを訪ねる
甲田幹夫さんのパンづくりを訪ねる ほか)
3 「ワーク・デザイン」の発見(新しいオフィス像を探そう
「オフィス・ランドスケープ」 ほか)
補稿 10年後のインタビュー(馬場浩史さんを益子に訪ねる
甲田幹夫さんを上田に訪ねる)

著者紹介

西村 佳哲 (ニシムラ ヨシアキ)  
1964年生まれ。プランニング・ディレクター。建築設計分野の仕事を経て、デザインレーベル「リビングワールド」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)