• 本

図書館という軌跡

出版社名 ポット出版
出版年月 2009年4月
ISBNコード 978-4-7808-0123-1
4-7808-0123-0
税込価格 3,850円
頁数・縦 397P 20cm

商品内容

要旨

『図書館の近代』の著者による「図書館や人物、本をめぐる論考」を一挙収録。第一部は、より「図書館」との関係が深いもので、「大学図書館」、「図書館の自由」、「植民地図書館」にほぼ分類される。第二部は、広く関心を持った人物や本について綴った。

目次

第1部 図書館をめぐる17の論考(いま、いかなる図書館員が必要なのか―わが国図書館職員の現状と将来
大学図書館長異論
大学図書館はどうなるか―「学術情報システム」が投げかけるもの
臨教審第二次答申と図書館
自覚なき特権の行方
大学図書館の開放を考える
情報化と大学図書館)
第2部 本と人をめぐる研究ノオト(鶴見俊輔覚え書き―自覚したマッセとは何か
実践家としての中井正一
松田道雄論のための走り書
上野英信論のための走り書
菊池寛と図書館と佐野文夫
書評から
「ブックストリートから」)

出版社・メーカーコメント

著者と図書館との34年の「つきあい」から生まれた、30の論考集。; ;第一部『図書館をめぐる17の論考』では「大学図書館はどうなるか」、「図書館の自由とは何か」、「いま、いかなる図書館員が必要なのか」など、図書館をテーマにした論考を収録。; ;第二部『本と人をめぐる研究ノオト』では「鶴見俊輔覚え書き」、「上野英信論のための走り書」、「書評から〜土着「思想」の陥穽/図書館と自由/谷沢永一『あぶくだま遊戯』/白井厚編『大学とアジア太平洋戦争』」、「菊池寛と図書館と佐野文夫」などを収録。; ;各論考の末には著者

著者紹介

東條 文規 (トウジョウ フミノリ)  
1948年大阪府生まれ。1971年3月同志社大学商学部卒業。1975年3月同志社大学大学院経済学研究科修士課程修了。1975年4月より2009年3月まで四国学院大学図書館勤務。この間、日本図書館協会評議員、日本図書館研究会評議員、私立大学図書館協会協会賞審査委員歴任。現香川県図書館学会会長。『ず・ぼん』編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)