• 本

医療における心理行動科学的アプローチ 糖尿病・ホルモン疾患の患者と家族のために

出版社名 新曜社
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-7885-1170-5
4-7885-1170-3
税込価格 3,080円
頁数・縦 267P 21cm

商品内容

要旨

心身の健康をめざしたメディカルフロンティア。病む「人」に寄り添い「生」のクォリティを見守る。“生活習慣病”をはじめ多様な「慢性の患い」に対する“こころ”と“いとなみ”そして「患う人まるごと」へのアプローチ!そのスタンス/技法の現在形&未来の可能性へのリーチ。

目次

序章 心身医学総論
第1章 糖尿病の心理行動科学(糖尿病における心理と行動
糖尿病の精神症状
糖尿病女性と摂食障害 ほか)
第2章 甲状腺疾患の心理行動科学(甲状腺機能亢進症における心理と行動
甲状腺機能低下症における心理と行動
甲状腺疾患と精神障害 ほか)
第3章 心理行動科学的アプローチの課題
第4章 心理行動科学的アプローチの展開(視床下部・下垂体疾患
性腺機能低下症
更年期障害 ほか)

出版社・メーカーコメント

国民医療費の3割が糖尿病・高血圧・高脂血症などの生活習慣病、死亡の6割で生活習慣病が原因、といったことから「メタボ健診」が始まりました。また更年期障害(最近は男性も)や摂食障害においても、個々人の心理社会的要因への働きかけが必須とあって、現在、盛んに《心理行動科学的アプローチ》が提唱されています。 そこで本書では、超高齢社会を迎え「患者中心の医療へのパラダイムシフト」が急務とされる今、患者のクォリティ・オブ・ライフを見すえながら健康を維持していくアプローチ(心のケアから栄養指導・運動指導や漢方まで含め)

著者紹介

中井 吉英 (ナカイ ヨシヒデ)  
1942年、京都市生まれ。1969年、関西医科大学卒業、内科系大学院。九州大学医学部心療内科助手・講師、関西医科大学第1内科講師・助教授を経て、1993年、関西医科大学第1内科学講座教授。2000年〜2009年、関西医科大学心療内科学講座教授。現在、関西医科大学名誉教授、洛西ニュータウン病院名誉院長・心療内科部長。関西大学客員教授、九州大学医学部・広島大学医学部・鹿児島大学医学部非常勤講師。日本心療内科学会理事長、日本心身医学会前理事長(現在:理事長代行)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)