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オスマン帝国はなぜ崩壊したのか

出版社名 青土社
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-7917-6490-7
4-7917-6490-0
税込価格 2,640円
頁数・縦 281P 20cm

商品内容

要旨

栄光のオスマン帝国官僚としての矜持と西洋的「進歩」とのあいだで、イスラム国家と国民国家を両立させようとした熱きオスマン・エリートたちの物語。縮小し続ける領土において、ナショナリズムはいかに機能したのか。

目次

序章 三つの「?」
1章 進歩の先端―西洋社会の観察
2章 改革の進展
3章 批判的言論の登場
4章 オスマンの愛国主義とイスラム
5章 立憲制から青年トルコ人へ
6章 青年トルコ人とナショナリズム
終章 帝国の瓦解とトルコ共和国の成立

出版社
商品紹介

アルメニアとクルドの対立、キプロス島統合、EU加盟問題など、19世紀末から共和国の成立までをたどり、現在の問題の根本を示す。

著者紹介

新井 政美 (アライ マサミ)  
1953年生まれ。東京大学文学部卒業。東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。トルコ近代史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)