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天の瞳 最終話

角川文庫 は20−58

出版社名 角川書店
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-04-352037-4
4-04-352037-9
税込価格 704円
頁数・縦 318P 15cm
シリーズ名 天の瞳

商品内容

要旨

校内で暴力沙汰がおきて、その対応に悩む倫太郎とその仲間たち。医者である青ポンの祖父に導かれ、自分を見つめる勇気、劣等感の本性に気づき始める…。著者の没後に見つかったライフワーク『天の瞳』の最終話。大阪のささやかな居酒屋を舞台に、弱き庶民たちがこころを通わせる現代人情物語。本物の味、愛の教え、人のつながりとはなにか。著者の願いが込められた最後の新聞小説。2作品とも未完である。

おすすめコメント

未完となったシリーズ『天の瞳』最終話。著者の最後の作品。未完となった『天の瞳』シリーズの最終話と、同じく未完の新聞連載『乾いた魚(さかな)と濡れた魚(うお)』を収録。著者の最後の作品を収録した文庫オリジナル。

著者紹介

灰谷 健次郎 (ハイタニ ケンジロウ)  
1934年、兵庫県神戸市に生まれる。大阪学芸大学(現・大阪教育大学)卒。17年間の教師生活の後、沖縄・アジアを放浪。その後作家活動に専念し、74年に『兎の眼』を発表、多くの読者の共感を得る。79年、路傍の石文学賞受賞。2006年11月23日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)