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日本軍落下傘部隊

オスプレイ・ミリタリー・シリーズ 世界の軍装と戦術 6

出版社名 大日本絵画
出版年月 2009年8月
ISBNコード 978-4-499-23000-1
4-499-23000-4
税込価格 2,860円
頁数・縦 63P 25cm

商品内容

要旨

第二次大戦時の日本軍にも空挺部隊が存在した。本書は、この知られざるエリート部隊について、創設の経緯、装備編成から運用の軌跡に至るまでをコンパクトにまとめて、わかりやすく紹介する。特に旧帝国陸軍の挺進連退、あるいは旧帝国海軍落下傘部隊としての横須賀第一・第三特別陸戦隊の1942年初頭の活躍を中心に、1944‐45年の最後の戦いまでを、米軍の戦時情報資料をもとに、なおかつその不備を正しながら追いかける。珍しくも貴重な写真、精密な再現イラストを交えて、戦史の陰に埋もれた精鋭部隊の足跡に迫った好著。

目次

序章
第1章 編成
第2章 火器と装備
第3章 1942年の空挺作戦(AIRBORNE OPERATION,1942
横須賀第一特別陸戦隊によるメナド降下作戦
横須賀第三特別陸戦隊によるクーパン降下作戦
作戦の経過 ほか)
第4章 1944〜45年の空挺作戦(AIRBORNE OPERATIONS,1944‐45
レイテ作戦OPERATION ON LEYTE
薫空挺隊、1944年11月The Kaoru Airborne Raiding Detachment,Novemver 1944
第二挺進団、1944年12月The 2nd Raiding Brigade,December 1944 ほか)
巻末イラスト解説

著者紹介

ロトマン,ゴードン・L. (ロトマン,ゴードンL.)   Rottman,Gordon L.
1967年にアメリカ陸軍入隊、特殊部隊に志願。火器特技兵として訓練を終了する。1969‐70年は第5特殊部隊群勤務でヴェトナムに。その後は空挺歩兵部隊、長距離偵察部隊を経て情報部門に所属、勤続26年で退役。統合準備訓練センターの特殊作戦部隊シナリオ・ライターを務めた後、フリーランスのライターとなって現在に至る。テキサス州サイプレス在住
滝沢 彰 (タキザワ アキラ)  
1954年生まれ、東京大学で歴史学を専攻。コンピューター・プログラマーとしてウォー・ゲームの開発に携わる。現在は旧日本陸軍の研究に専念、関連のウェブサイトを運営するほか、日本戦車研究グループ「j‐tank」のメンバーに名を連ねる。妻と東京在住
チャペル,マイク (チャペル,マイク)   Chappell,Mike
1952年から22年に渡ってイギリス陸軍歩兵科に勤務、10代の一兵卒からスタートして、連隊付曹長で退役する。ミリタリー関係のイラストレーター兼ライターとして世界的名声を得た後は、オスプレイ刊の多数の書籍に、その両方の立場から携わっている。近年はフランス在住
フック,アダム (フック,アダム)   Hook,Adam
グラフィック・デザインを学び、1983年からイラストレーターとして活動を始める。精密な歴史的復元画を得意とし、オスプレイ刊のアステカ文明、ギリシア文明、アメリカ南北戦争、アメリカ独立戦争などをテーマにした書籍にイラストを提供している。その作品は各種の出版物や展覧会などを通じて、世界的評価を得ている
九頭龍 わたる (クズリュウ ワタル)  
明治大学文学部卒、翻訳家。守備範囲は戦争ノンフィクション、冒険小説、現代イギリス小説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)