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徽州商人と明清中国

世界史リブレット 108

出版社名 山川出版社
出版年月 2009年11月
ISBNコード 978-4-634-34946-9
4-634-34946-9
税込価格 802円
頁数・縦 90P 21cm

商品内容

要旨

長江の南、黄山のふもとに広がる緑ゆたかな山間盆地が、徽州商人の故郷である。彼らは十五世紀から十九世紀まで、長江や大運河などを通じて、塩・米・茶・絹・綿布などの生活必需品の流通をリードした。その活動範囲は、江南デルタと長江流域を中心に、北は遼東の軍事市場、南は広東の外国貿易、さらには東シナ海の密貿易や長崎貿易にもおよんだ。徽州商人の台頭・繁栄・衰退のプロセスは、明清時代の五〇〇年間にわたる社会経済の展開を映し出す鏡でもある。

目次

中国史と商業
1 中国の商業と商人集団
2 明代の徽州商人
3 清代の徽州商人
4 徽州商人の衰退

出版社
商品紹介

明代の商業化・都市化の波に乗り、長距離交易を担った商人集団・徽州商人の活躍を通して、中国の商業活動の歴史を紹介する。

著者紹介

中島 楽章 (ナカジマ ガクショウ)  
1964年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程中退。専攻、中国社会史・東アジア海域史。現在、九州大学大学院人文科学研究院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)