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呪術意識と現代社会 東京都二十三区民調査の社会学的分析

出版社名 青弓社
出版年月 2010年2月
ISBNコード 978-4-7872-3309-7
4-7872-3309-2
税込価格 8,800円
頁数・縦 296P 22cm

商品内容

要旨

合格や商売繁盛を祈願する、お守りを身につける、節分で豆を撒く、運勢を占う、北枕を避けるといった行為は、必要不可欠ではないにもかかわらず、私たちの日常生活に浸透している。必ずしも宗教には位置づけられないこれらの呪術的行為は、どのような人々によって、どのような意識に基づいておこなわれているのだろうか。東京都二十三区での調査をもとに、現代社会に息づく呪術意識を浮き彫りにする、

目次

「呪術」へのまなざし
調査の概要とデータの特性
調査結果概要
東京都二十三区の呪術的傾向
行事・慣行の現代的意味
墓参りと現世利益
お守りを捨てられますか
「占いブーム」の現在
若年層の「呪術」とその特徴
神棚的秩序と仏壇的秩序
運命と呪術
祈願に対する効果意識
呪術的諸要素の特性空間
生活意識と呪術的なるもの

出版社・メーカーコメント

運勢を占う、節分の豆撒き、初詣、お守り、神社への祈願などの呪術的行為はどのような人々がどのような意識でおこなっているのか。東京都23区での調査を世代・性別・地域ごとに精密に分析して解読し、現代社会に息づく呪術意識を統計的に浮き彫りにする。

著者紹介

竹内 郁郎 (タケウチ イクオ)  
東京大学名誉教授。専攻は社会学
宇都宮 京子 (ウツノミヤ キョウコ)  
東洋大学社会学部教授。専攻は理論社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)