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心にとどく漢詩百人一首

出版社名 亜紀書房
出版年月 2010年4月
ISBNコード 978-4-7505-1004-0
4-7505-1004-1
税込価格 2,420円
頁数・縦 271P 21cm

商品内容

要旨

秦代末の項羽から漢詩全盛の唐の李白・杜甫、そして、清の袁枚まで100人。一人一首ずつのアンソロジー。100人の詩人から「これぞ」という1首を精選。人生と自然を描きつくす100首。

目次

緑の章(高駢―見えぬ微風を香りでとらえた爽やかな絶句(山亭夏日)
王湾―張説に激賞されたみごとな対句(次北固山下) ほか)
紅の章(杜牧―墨絵のような風景が一転、鮮やかに(山行)
李商隠―“獺祭魚”と呼ばれた詩人の名詩(楽遊原) ほか)
黄の章(范成大―わずか十四字で四色、彩りの対比の美しさ(夏日田園雑興)
韓〓(こう)―「飛花」「御柳斜」の詩語で春風の動きを表現(寒食) ほか)
白の章(蘇〓(てい)―繊細な感覚で詠んだ、五言絶句双璧の一つ(汾上驚秋)
漢の高祖―天下を守る意志を強く打ちだす(大風歌) ほか)
玄の章(盧綸―雪の白さを月の黒さとの対比で浮き彫りに(塞下曲)
張継―視覚・聴覚をとおして描くやるせない旅愁(楓橋夜泊) ほか)

出版社
商品紹介

杜甫、李白など100人の有名詩人から心に響く漢詩一首ずつを選び、黒、黄等の色別に編んだアンソロジー。舞台となった地の写真も掲載。

著者紹介

渡部 英喜 (ワタナベ ヒデキ)  
1943年、新潟県生まれ。二松学舎大学大学院文学研究科中国学専攻博士課程修了。盛岡大学文学部教授、二松学舎大学文学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)