• 本

西蔵全誌

出版社名 芙蓉書房出版
出版年月 2010年3月
ISBNコード 978-4-8295-0479-6
4-8295-0479-X
税込価格 16,500円
頁数・縦 461P 22cm

商品内容

要旨

1900年代初頭、鎖国状態の西藏(チベット)に入った日本人の一人、青木文教。首都ラサに居住し、ダライ政権に世界情勢を伝える一方、市井の人々の生活を観察し克明な記録として残した。国立民族学博物館所属の未公刊資料を翻刻。27葉の詳細な地図(附図)をDVDに収録。

目次

上編(総論
地形
交通
通信
気象
産業
貿易
経済
政治
教育
軍事
宗教
探検
資料)
下編(国号の検討
太古の洪水説
建国説話
神話と伝説 ほか)

出版社
商品紹介

1900年代初頭、鎖国状態のチベットに入った著者が遺した、首都ラサの人々の生活の克明な記録の未公刊資料を翻刻。

出版社・メーカーコメント

一九〇〇年代初頭、鎖国状態の西藏(チベット)に入った日本人の一人、青木文教。首都ラサに居住し、ダライ政権に世界情勢を伝える一方、市井の人々の生活を観察し克明な記録として残したのが本書『西藏全誌』である。国立民族学博物館所蔵の未公刊資料を翻刻した。27葉の詳細な地図(附図)をDVDに収録。

著者紹介

青木 文教 (アオキ ブンキョウ)  
1886年、滋賀県高島郡安曇村生まれ。仏教大学(本願寺立・現在の龍谷大学)に学ぶ。1909年大谷光瑞の命によりマレー半島とインド仏教史跡調査。1912年にチベットに入り、1916年まで滞在。帰国後、東南アジア(特にジャバ)で5年間熱帯農業調査。外務省調査部嘱託、連合国軍総司令部民間情報調査局顧問としてチベット事情調査。東京大学文学部講師。1956年逝去
長野 泰彦 (ナガノ ヤスヒコ)  
1946年生まれ。1975年東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退、1980年カリフォルニア大学(バークレイ校)大学院言語学部博士課程修了。1983年Ph.D.(カリフォルニア大学バークレイ校)。現在、国立民族学博物館民族文化研究部教授。専門は、チベット・ビルマ諸語の歴史研究
高本 康子 (コウモト ヤスコ)  
1967年、横浜市生まれ。2006年3月東北大学国際文化研究科博士課程後期修了、博士(国際文化)。東北大学大学院国際文化研究科専門研究員、アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター非常勤講師を経て、現在、群馬大学「アジア人財資金構想」高度専門留学生事業担当講師。専門は比較文化論、日本近代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)