大正期の家族問題 自由と抑圧に生きた人びと
出版社名 | ミネルヴァ書房 |
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出版年月 | 2010年5月 |
ISBNコード |
978-4-623-05668-2
(4-623-05668-6) |
税込価格 | 3,850円 |
頁数・縦 | 256,7P 20cm |
商品内容
要旨 |
高い離婚率と私生子たちの嘆き。許婚や婿養子の多さと内縁者の苦しみ。貧しさに追われながらも、自由恋愛主義と「家」制度のはざまに揺れた、大正時代のさまざまな家族の暮らしを浮き彫りにする。最近では、「昔の家族は良かった」という論調が盛んだが、それはかなり幻想に近い。本書では、多方面の資料から実態を検討し、これまでにない大正期の家族像の矛盾に迫る。 |
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目次 |
第1部 自由と抑圧の到来―大正前期を中心に(きびしい時代背景と変わり目 |