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グローバル冷戦史 第三世界への介入と現代世界の形成

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2010年7月
ISBNコード 978-4-8158-0643-9
4-8158-0643-8
税込価格 7,260円
頁数・縦 418,79P 22cm

商品内容

要旨

脱植民地化による第三世界の台頭は、超大国の命運をどのようにかえていったのか?冷戦の主要舞台であった第三世界諸国の苦闘と戦略的対応を縦横に叙述、冷戦終焉の真の原因を描き出す。第三世界から見た冷戦史の新たな全貌を示し、現代世界の諸問題の起源をも捉えた注目作。

目次

自由の帝国―アメリカのイデオロギーと対外的介入
公正の帝国―ソ連のイデオロギーと対外的介入
革命家たち―反植民地の政治とその変容
「第三世界」の形成―革命に直面するアメリカ
キューバとベトナムの挑戦
脱植民地化の危機―南部アフリカ
社会主義の可能性―エチオピアとアフリカの角
イスラーム主義の反抗―イランとアフガニスタン
一九八〇年代―レーガンの攻勢
ゴルバチョフの撤退と冷戦の終焉
革命、介入、大国崩壊

著者紹介

佐々木 雄太 (ササキ ユウタ)  
1943年生。1969年京都大学大学院法学研究科博士課程中退。現在、愛知県立大学長、名古屋大学名誉教授、法学博士
小川 浩之 (オガワ ヒロユキ)  
1972年生まれ。2003年京都大学大学院法学研究科博士後期課程研究指導認定退学。現在、愛知県立大学外国語学部准教授、博士(法学)
益田 実 (マスダ ミノル)  
1965年生まれ。1994年京都大学大学院法学研究科博士後期課程中退。現在、立命館大学国際関係学部教授、博士(法学)
三須 拓也 (ミス タクヤ)  
1972年生まれ。2005年名古屋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、札幌大学経営学部准教授
三宅 康之 (ミヤケ ヤスユキ)  
1969年生まれ。2000年京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位認定退学。現在、愛知県立大学外国語学部准教授、博士(法学)
山本 健 (ヤマモト タケシ)  
1973年生まれ。2007年ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス国際関係史学部博士課程修了(Ph.D.)。現在、名古屋商科大学コミュニケーション学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)