• 本

ヒトはどうして死ぬのか 死の遺伝子の謎

幻冬舎新書 た−6−1

出版社名 幻冬舎
出版年月 2010年7月
ISBNコード 978-4-344-98181-2
4-344-98181-2
税込価格 792円
頁数・縦 173P 18cm

商品内容

要旨

地球上に生命が誕生してから約20億年間、生物は死ななかった。ひたすら分裂し、増殖していたからだ。ではなぜ、いつから進化した生物は死ぬようになったのか?ヒトは誕生時から「死の遺伝子」を内包しているため、死から逃れることはできない。「死の遺伝子」とはいったい何なのか?死の遺伝子の解明は、ガンやアルツハイマー病、AIDSなどの治療薬開発につながるのか?細胞の死と医薬品開発の最新科学をわかりやすく解説しながら、新しい死生観を問いかける画期的な書。

目次

まえがき 私がなぜ「死」の謎を追うのか
第1章 ある病理学者の発見
第2章 「死」から見る生物学
第3章 「死の科学」との出合い
第4章 アポトーシス研究を活かして、難病に挑む
第5章 ゲノム創薬最前線
第6章 「死の科学」が教えてくれること

著者紹介

田沼 靖一 (タヌマ セイイチ)  
1952年山梨県生まれ。東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了。米国国立衛生研究所(NIH)研究員等を経て、東京理科大学薬学部教授。専門は生化学・分子生物学。同大ゲノム創薬研究センター長。細胞の生と死を決定する分子メカニズムをアポトーシスの視点から研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)