• 本

北一輝 日本の魂のドン底から覆へす

ミネルヴァ日本評伝選

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2010年8月
ISBNコード 978-4-623-05836-5
4-623-05836-0
税込価格 3,300円
頁数・縦 291,11P 20cm

商品内容

要旨

北一輝(一八八三〜一九三七)政治思想家・実践家。独学によって自らの思想形成を行い、生涯定職につくことなく波乱に満ちた人生を歩んだ北。若くして日本的社会主義の理論を構築し、アジアの復興を目指したが、そのために必要な急進的変革思想と具体策の提示によって、昭和の日本政治に大きな衝撃を与えた浪人の実像に迫る。

目次

序章 「日本改造」浪人のエピローグ
第1章 佐渡の歴史と風土
第2章 民権運動の盛衰と若き政論家の旅立ち
第3章 迫りくる日露の危機と思想核の形成
第4章 『国体論及び純正社会主義』の刊行とその反響
第5章 清末の混迷と中華民国の迷走
第6章 支那革命への参画と献策
第7章 『支那革命外史』の思想と日本改造
第8章 大正という「谷間の時代」と社会変化
第9章 「日本改造の急進的提案」とその影響
第10章 昭和維新運動の展開と二・二六事件
終章 戦後日本と北の評価

著者紹介

岡本 幸治 (オカモト コウジ)  
1936年京都市生まれ。1960年京都大学法学部卒業。三井物産株式会社勤務の後、京都産業大学法学部講師、大阪府立大学総合科学部助教授、インド国立ジャワハルラル・ネルー大学客員教授、愛媛大学法文学部教授、大阪国際大学政経学部教授、近畿福祉大学教授を経て、大阪国際大学名誉教授、法学博士(京都大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)