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水の思想土の理想 世紀の大事業愛知用水

出版社名 鹿島出版会
出版年月 2010年8月
ISBNコード 978-4-306-09408-6
4-306-09408-1
税込価格 2,860円
頁数・縦 262P 20cm

商品内容

要旨

干ばつに苦しむ二〇〇万の農民を救済し、中部地方の農業・産業・文化の一大原動力として賞讃される歴史的事業。戦後日本を代表する初の大規模総合開発プロジェクト、“愛知用水事業”のノンフィクション。

目次

教官浜島辰雄と農民久野庄太郎
決断と出会い―畢生のライフワークへの道
「愛知用水」と命名―あくまでも農民運動として
天地の歌―農民が政府を動かす
日本型“TVA計画”への挑戦―民の声は天の声1
運動の双曲線“積極推進と絶対反対と”―民の声は天の声2
Bankable!(融資可能にせよ!)―世銀借款交渉1
交渉の厚い壁と公団の成立―世銀借款交渉2
久野の倒産、巨額な水没公共補償、そして着工
アメリカ流技法と精神、犠牲者、そして久野の誓い
延長戦の許されない総力戦
愛知用水ついに完成―大地に生きる人々

出版社
商品紹介

その豊富な水資源がもたらした貢献は計り知れない。愛知用水通水50周年記念のノンフィクション。

著者紹介

高崎 哲郎 (タカサキ テツロウ)  
1948年栃木県生まれ。NHK記者、帝京大学教授、東工大などの非常勤講師を歴任。作家・土木史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)