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歴史と軍隊 軍事史の新しい地平

出版社名 創元社
出版年月 2010年10月
ISBNコード 978-4-422-20286-0
4-422-20286-3
税込価格 4,620円
頁数・縦 330P 22cm

商品内容

要旨

徴兵、兵士の日常生活、戦闘、プロパガンダ、記憶…軍隊と社会の相互関係を考察、新しい軍事史研究の可能性を提示する。

目次

軍事史研究の新しい地平―「歴史学の一分野としての軍事史」をめざして
第1部 国制史からみた軍隊―戦闘・治安・徴兵(マルプラケの戦い―戦史と歴史学の出会い
地域住民とマレショーセ隊員―王権の手先?あるいは民衆の保護者?
帝政期ドイツにおける徴兵検査の実像―徴兵関係資料を手がかりに)
第2部 社会史からみた軍隊―兵士の日常・軍隊と社会(近世プロイセン常備軍における兵士の日常生活―U・ブレーカーの『自伝』を中心に
第一次世界大戦下の板東俘虜収容所―軍隊と「社会」
カントン制度再考―一八世紀プロイセンにおける軍隊と社会)
第3部 文化史からみた軍隊―プロパガンダ・啓蒙・記憶(初期近代ヨーロッパにおける正戦とプロパガンダ―オーストリア継承戦争期におけるプロイセンとオーストリアを例に
「セギュール規則」の検討―アンシャン・レジームのフランス軍における改革と反動
アルマン・カレルの生涯(一八〇〇〜一八三六)―フランス革命・ナポレオン戦争の歴史と記憶)

出版社
商品紹介

欧米の軍事史研究の最新潮流をふまえ、軍隊と社会、軍隊と国家、軍隊と文化など、軍事史研究の可能性を提示する画期的な1冊。

著者紹介

阪口 修平 (サカグチ シュウヘイ)  
中央大学文学部教授。文学博士。1943年大阪府生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)