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欲望の現象学 ロマンティークの虚偽とロマネスクの真実

叢書・ウニベルシタス 29

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2010年11月
ISBNコード 978-4-588-09928-1
4-588-09928-0
税込価格 4,400円
頁数・縦 358,2P 20cm

商品内容

目次

“三角形的”欲望
人間はお互いにとって神である
欲望の変貌
主人と奴隷
「赤」と「黒」
スタンダール、セルバンテス、フロベールにおける技法の諸問題
主人公の苦行精神
マゾヒスムとサディスム
プルーストの世界
プルーストとドストイェフスキーにおける技法の諸問題
結び

出版社
商品紹介

人間と人間社会がたどってきた歴史の次第に悪化するプロセスを,ロマネスク文学作品の社会学的・心理学的分析を通して解明。

著者紹介

ジラール,ルネ (ジラール,ルネ)   Girard,Ren´e
1923年南フランスのアヴィニョンに生まれる。パリの古文書学院、アメリカのインディアナ大学で学業を修め、同大学をはじめジョンズ・ホプキンズ大学、ニューヨーク州立大学などを経て1981年からスタンフォード大学のフランス語学・文学・文明の教授。独自の模倣理論・三角形的欲望理論・暴力理論をもとに、文学・社会学などの分野で注目すべき評論を行なっている
古田 幸男 (フルタ ユキオ)  
1930年生まれ。東京都立大学大学院仏文学科修士課程修了。法政大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)