• 本

美女と竹林

光文社文庫 も18−2

出版社名 光文社
出版年月 2010年12月
ISBNコード 978-4-334-74895-1
4-334-74895-3
税込価格 628円
頁数・縦 328P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • さぁ、竹林へ出かけよう!

    「これからは竹林の時代であるな!」と閃いた登美彦氏が知人の家が所有する竹林の手入れをし始め、竹を切り、妄想をし、泣く泣く竹林と距離をとる羽目になり、また竹を切る――そして、竹林のカリスマ経営者となる――
     どこまでが事実なのか、よくわからなくなってしまいます。
     個人的に、机上の竹林が欲しいです。

    (2012年12月31日)

商品内容

要旨

「これからは竹林の時代であるな!」閃いた登美彦氏は、京都の西、桂へと向かった。実家で竹林を所有する職場の先輩、鍵屋さんを訪ねるのだ。荒れはてた竹林の手入れを取っ掛かりに、目指すは竹林成金!MBC(モリミ・バンブー・カンパニー)のカリスマ経営者となり、自家用セグウェイで琵琶湖を一周…。はてしなく拡がる妄想を、著者独特の文体で綴った一冊。

著者紹介

森見 登美彦 (モリミ トミヒコ)  
1979年奈良県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞。’07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)