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インゲボルク・バッハマン全詩集

出版社名 青土社
出版年月 2011年1月
ISBNコード 978-4-7917-6579-9
4-7917-6579-6
税込価格 4,180円
頁数・縦 444P 20cm

商品内容

要旨

20世紀最大の詩人パウル・ツェランとの波瀾に満ちた悲恋があまりにも有名な、オーストリア生まれの才媛バッハマン。新時代の到来を感性豊かに捉え、不条理の世界と真摯に向きあう―。ツェランとの「往復書簡」刊行を契機に、世界的注目を集める詩人の、全詩作を日本初公開。

目次

1 初期詩作品(“わたし”
心の動き―選集)
2 詩1948‐1953(〔夕べにわたしはわたしの母に問う〕
〔わたしたちは行く、塵にまみれた心をもって〕 ほか)
3 猶予された時(出港
イギリスとの別れ ほか)
4 大熊座の呼びかけ(遊びは終わりました
一つの国、一つの川そしていくつもの湖から ほか)
5 詩1957‐1961(親愛
〔この世代にはあなたたちは信仰を命ずるな〕 ほか)
6 詩1964‐1967(真に
ボヘミアは海辺にある ほか)

出版社
商品紹介

第二次世界大戦直後に青春を謳歌した、オーストリア生まれの多才な女流詩人バッハマンの全詩作を収録。

著者紹介

バッハマン,インゲボルク (バッハマン,インゲボルク)   Bachmann,Ingeborg
1926‐73。オーストリア生まれの詩人・小説家。第1詩集『猶予された時』、第2詩集『大熊座への呼びかけ』によって、現代詩の伝統と革新を体現すると注目を浴びる。情熱的な人間愛と、失意による人間不信に引き裂かれる心、寄る辺ない現代人の心情を謳う
中村 朝子 (ナカムラ アサコ)  
上智大学文学部ドイツ文学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)