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現代生物科学入門 3

構造機能生物学

出版社名 岩波書店
出版年月 2011年1月
ISBNコード 978-4-00-006963-2
4-00-006963-2
税込価格 4,070円
頁数・縦 262P 22cm
シリーズ名 現代生物科学入門

商品内容

要旨

構造機能生物学は複雑なタンパク質や生体高分子複合体を解析し、生物学の基本原理の解明にも貢献が大きい。真核生物や原核生物の塩基配列の解読が進む現状をふまえ、セントラルドグマから細胞骨格、細胞外マトリックス、膜タンパク質まで、生物の構造と機能を学ぶ上で必要な基礎事項、最新の成果、課題を解説。発展が著しい生物時計研究についても詳述した。

目次

1 核の構造機能生物学(セントラルドグマ―遺伝情報からタンパク質へ
タンパク質の基本構造 ほか)
2 細胞運動のメカニズム(筋肉の収縮
筋収縮の調節 ほか)
3 細胞外マトリックスの構造生物学(細胞接着と組織形成を支える細胞外マトリックス
細胞外マトリックスを構成する分子の立体構造 ほか)
4 膜タンパク質構造機能生物学(膜研究の現状といろいろな研究課題
膜研究の現状と構造研究の具体例 ほか)
5 時計制御構造生物学(生物時計が刻む概日リズムとは何か
哺乳動物の生物時計 ほか)

出版社
商品紹介

生物内部の複雑な構造を示し,生物学の基本原理に迫る構造解析について基礎から最新の成果までを解説。

著者紹介

藤吉 好則 (フジヨシ ヨシノリ)  
京都大学大学院理学研究科生物科学専攻教授。専門は、生物物理学、構造生理学
中川 敦史 (ナカガワ アツシ)  
大阪大学蛋白質研究所教授。専門は、蛋白質結晶学、構造生物学
前田 雄一郎 (マエダ ユウイチロウ)  
名古屋大学大学院理学研究科附属構造生物学研究センター教授。専門は、構造生物学、筋収縮のカルシウム調節機構
小田 俊郎 (オダ トシロウ)  
(独)理化学研究所放射光科学総合研究センターチームリーダー。専門は、生物物理学、繊維状蛋白質複合体の構造解析
嶋田 一夫 (シマダ イチオ)  
東京大学大学院薬学系研究科生命物理化学教室教授。専門は、構造生物学
西田 紀貴 (ニシダ ノリタカ)  
東京大学大学院薬学系研究科生命物理化学教室助教。専門は、構造生物学、分子生物学
谷 一寿 (タニ カズトシ)  
京都大学大学院理学研究科生物科学専攻特定助教。専門は、構造生物学、膜タンパク質の立体構造機能解析
加藤 博章 (カトウ ヒロアキ)  
京都大学大学院薬学研究科教授、(独)理化学研究所放射線科学総合研究センター客員主管。専門は、構造生物学、酸素化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)