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反響する文学

名古屋市立大学人間文化研究叢書 創刊号

出版社名 風媒社
出版年月 2011年3月
ISBNコード 978-4-8331-4087-4
4-8331-4087-X
税込価格 2,640円
頁数・縦 264P 22cm

商品内容

要旨

「移民文学」から「世界文学」へ―。共鳴し、反射するエクリチュール。ゆらぎ、きしみに苦悩しつつも、「世界文学」へと飛翔する異郷者のパトス―。新たなる文学言語創造への果敢な挑戦をとらえた先駆的論考集。

目次

アラブ・フランコフォニーと越境の文学―アルジェリア・レバノン・エジプト
グリッサン、フォークナー、サン・ジョン・ペルス―ポストプランテーション文学論の試み
フォークナーの『寓話』と越境
アメリカ合衆国スロヴァキア系集団の祝祭
多和田葉子の鳥類学
わたしの語り、わたしたちの語り―ドイツ連邦共和国において一九八〇年代に書かれたポーランド語文学を通して
異彩のダイヤモンド―E.S.エツダマの作品における異化効果
「移民文学」から「世界文学」へ―二つのシンポジウムを中心に

著者紹介

土屋 勝彦 (ツチヤ マサヒコ)  
名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程中途退学(文学修士)。名古屋市立大学大学院人間文化研究科教授。ドイツ・オーストリア現代文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)