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現代ロシア経済論

シリーズ・現代の世界経済 4

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2011年5月
ISBNコード 978-4-623-06036-8
4-623-06036-5
税込価格 3,850円
頁数・縦 286P 21cm

商品内容

要旨

ロシア経済は、ソ連解体後の混乱を乗り越え、2000年以降の世界的な資源価格の高騰を背景に、天然資源の供給基地、1億4000万人のマーケットとして注目を集めるようになり、BRICsの一角として21世紀の世界経済を支えていくことが期待されている。本書は経済概要だけでなく、市場移行で起きた諸問題、社会問題、中央アジアや中東欧諸国との関係を分析することで、ロシアの今後の成長可能性を多面的に考察している。

目次

ロシア経済論とは
第1部 市場経済移行の推移(ロシアにおける市場経済移行
ロシア経済の歴史と政治システム
マクロ経済・産業構造
財政・金融
民営化と企業システム)
第2部 国民の暮らしと地域(労働市場と社会政策
経済格差と階層化
開発と環境
ロシア極東地域)
第3部 貿易と対外経済関係(国際経済関係
中央アジア・コーカサスの市場経済化
中・東欧の市場経済移行)
ロシア経済の行方

著者紹介

吉井 昌彦 (ヨシイ マサヒコ)  
1958年兵庫県に生まれる。1985年神戸大学大学院経済学研究科博士課程後期課程退学。現在、神戸大学大学院経済学研究科教授、博士(経済学)
溝端 佐登史 (ミゾバタ サトシ)  
1955年大阪府に生まれる。1987年京都大学大学院経済学研究科博士課程後期課程退学。現在、京都大学経済研究所教授、博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)