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現代ベトナムの国家と社会 人々と国の関係性が生み出す〈ドイモイ〉のダイナミズム

出版社名 明石書店
出版年月 2011年5月
ISBNコード 978-4-7503-3406-6
4-7503-3406-5
税込価格 4,180円
頁数・縦 199P 22cm

商品内容

目次

序章 ドイモイの歩み
第1章 ドイモイ下のベトナムにおける「共同体」の存在と役割および「政府」の失敗―経済開発論的アプローチからみた“国家”と“社会”との関係
第2章 ベトナムにおける開拓移民政策からみた国家と社会の関係―1980年代の南北間人口移動の実態を中心に
第3章 ドイモイ下ベトナムの障害者の生活における「国家」と「社会」―紅河デルタにおける事例研究を通して
第4章 ベトナムにおける党‐国家と市民社会の関係性―「実社会」からの政治革命の要求
補章 先行研究の概観と本書の位置づけ

出版社・メーカーコメント

国家主導で進められるドイモイ路線のベトナムを、国家と社会の関係性とその変容が推進の原動力となってきたという視点でとらえ、経済発展に共同体が果たした役割、市民社会からの政治改革の要求、開拓移民政策の転換、障害者の生活と福祉などについて論じる。

著者紹介

寺本 実 (テラモト ミノル)  
日本貿易振興機構アジア経済研究所地域研究センター東南アジア2研究グループ。ベトナム地域研究専攻
岩井 美佐紀 (イワイ ミサキ)  
神田外語大学准教授。ベトナム地域研究、農村社会論専攻
竹内 郁雄 (タケウチ イクオ)  
東京農工大学大学院農学研究院准教授。国際開発協力論、ベトナム経済社会論専攻
中野 亜里 (ナカノ アリ)  
大東文化大学教授。現代ベトナム政治研究専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)