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うまく書きたいあなたのための文章のそうじ術 書く力は「捨てるテクニック」です!

出版社名 言視舎
出版年月 2011年4月
ISBNコード 978-4-905369-00-4
4-905369-00-2
税込価格 1,430円
頁数・縦 173P 19cm

商品内容

要旨

100字の文章を50字で表現するワザ。企画書、レポート、小論文…最短距離の表現が求められる時代に、徹底して削る技術。元新聞記者が、プロの技術・現場の知恵を惜しげもなく公開します。

目次

第1章 邪魔な言葉を捨てる
第2章 無駄な言葉を捨てる
第3章 文章を短くする
第4章 要約の原理をつかむ
第5章 文章をわかりやすくする
第6章 文章をそうじする

出版社・メーカーコメント

パソコン、携帯が日常化することによって、文章を書く機会は間違いなく増えてきました。企画書・計画書といった公的な文章からメールやブログ等の私的な文章まで、書く必要に迫られたとき「もう少しうまく書けないものか」と多くの人が思うはずです。その思いに応えたいというのが本書の狙いです。 多くの類書があることは承知しております。本書は文章の不要な部分を「捨てる」テクニックを中心に据え、解説を展開していきます。少し注意して考えてみると、なんとなく書いた文章には、驚くほど「無駄・邪魔」があふれています。それを徹底して削除すれば、伝えたいことが「最短距離」で伝わるのです。この「捨てる」力こそ「書く力」といえるのではないでしょうか。その方法論が「そうじ術」なのです。 では、どういう表現が「無駄・邪魔」なのでしょう。1、2章をご覧ください。具体的に説明しております。注意深くご覧ください。自分は書ける、という自信がある方でも、「あっ」と思う発見があると思います。 さらに本書では、類書ではそれほど触れられていない「要約」する技術について、多くのページを割いています。レポート・小論文を書くときに不可欠の技術ですね。これは同時に、書くことの根底にある「読む」力を向上させるはずです。 著者は元共同通信社の記者、現在はフリーの物書きで、本書で解説したテクニックは日々の実践のなかで培った知恵というべきものです。なんとなくわかっているワザを、だれにでもわかるように説明することは実は難しい作業だと思います。それをいとも簡単そうにやってしまったのが本書です。

著者紹介

片岡 義博 (カタオカ ヨシヒロ)  
1962年山口県生まれ。京都大学文学部卒。85年共同通信社入社。92年から本社文化部で芸能、学芸欄を担当。2007年退社してフリーに。専門学校で文章講座を担当するほか、人物ルポ、聞き書き、書評などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)