福澤諭吉のアジア
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2011年6月 |
ISBNコード |
978-4-7664-1763-0
(4-7664-1763-1) |
税込価格 | 9,350円 |
頁数・縦 | 493,7P 22cm |
商品内容
要旨 |
1882年(明治15)に創刊され、以後、福澤諭吉が自らの言論活動の主要な舞台とした日刊紙『時事新報』。その詳細な解読によって新たな福澤論の地平を拓きながら、志半ばで早世した著者の先駆的な論考を集成。紙面の隅々にまで目を通し、論説と時代状況との関わりを検討、同時代の文脈に福澤諭吉=『時事新報』の意図を浮かび上がらせる研究は、今こそ精読に値する。また、福澤の著作が李氏朝鮮開化派の領袖朴泳孝へ与えた影響を追究し、福澤思想のアジアへの広がりに目を向けた力作も掲載。現在、第一線で活躍する研究者たちによる解題(川崎勝)、解説(都倉武之、西澤直子)を付し、福澤諭吉研究の大いなる遺産を現代に甦らせる。 |
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目次 |
1 福澤諭吉のアジア観(「脱亜論」の源流―『時事新報』創刊年に至る福澤諭吉のアジア観と欧米観 |