• 本

国家悪 人類に未来はあるか

増補新装版

出版社名 論創社
出版年月 2011年7月
ISBNコード 978-4-8460-1070-6
4-8460-1070-8
税込価格 4,180円
頁数・縦 416P 20cm
シリーズ名 国家悪

商品内容

要旨

太平洋戦争(1941‐45年)を壮年期に過した著者は自らの戦争体験を『告白』と題して世に問いつつ、人間にとって「国家とは何か」を、多くの論文への批判的検討を通して探求する。戦後思想の名著。

目次

第1部(ひとつの幻想
精神の革命とはなにか
戦争体験における国家
個における国家問題
反省なき民族
国家悪)
第2部(政治と人間
「義」の意識について―ある哲学者の軽躁を排す
基本的人権への惑いのなかに―徴兵制度は「自由権」の帳消しである
現代人の忠誠
未決の戦争責任―鶴見俊輔氏に寄せて
絶後の「平和思想」
歴史の偽造者たち
人間は進歩したか
原子雲)

著者紹介

大熊 信行 (オオクマ ノブユキ)  
1893年山形県米沢市に生まる。東京商大卒、英独米に留学。小樽高商、高岡高商教授を経て、昭和19年東北帝大講師。戦後、山形県地労委会長、富山大学教授(経済学部長)、神奈川大学教授(第二経済学部長)、創価大学教授を歴任。経済学博士。1977年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)