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自己を生きる力 読書と哲学

出版社名 世界思想社
出版年月 2011年8月
ISBNコード 978-4-7907-1534-4
4-7907-1534-5
税込価格 2,090円
頁数・縦 236P 20cm

商品内容

要旨

「自己」とは何かと問うことは「孤独」を問うことだ。孤独な自己を生きることの核心を求めて、夏目漱石、遠藤周作、三島由紀夫、上田閑照、竹内敏晴、山崎正和、一遍の代表的著作を読者とともに読み進め、「自己存在」の「生」はどこに安心を得るのかを究明する。

目次

第1章 夏目漱石『硝子戸の中』―片づくことのない人間の問題
第2章 遠藤周作『深い河』―あなたを離れず、あなたを捨てない
第3章 三島由紀夫『金閣寺』―虚無の光芒
第4章 上田閑照『上田閑照集』―人間存在の根本構造
第5章 竹内敏晴『ことばが劈かれるとき』―ことばと人間
第6章 山崎正和『社交する人間』―現代における心の行方
第7章 一遍『一遍上人語録』―其中一人

出版社
商品紹介

孤独な自己を生きることの核心を求めて、代表的な小説や哲学、宗教書を読み進め、自己存在の「生」はどこに安心を得るのかを究明する。

著者紹介

岡田 勝明 (オカダ カツアキ)  
1951年兵庫県に生まれる。1980年関西学院大学大学院文学研究科博士課程(哲学専攻)修了。1982年ドイツ・ヴッパータール大学留学(〜’84年)。1996年第2回日本フィヒテ協会奨励研究賞受賞。現在、姫路獨協大学教授、博士(哲学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)