幻視とレアリスム クールベからピサロへフランス近代絵画の再考
| 出版社名 | 人文書院 |
|---|---|
| 出版年月 | 2011年7月 |
| ISBNコード |
978-4-409-10029-5
(4-409-10029-7) |
| 税込価格 | 4,620円 |
| 頁数・縦 | 306P 22cm |
商品内容
| 要旨 |
19世紀において「調和と自由」とは、環境と個人との関連を表す重要な概念であった。クールベ、ピサロによる自然をめぐる認識は、夢や幻視の領域を通して、同時代の現実を鋭く見据えていた。近代的主体の二重化や自我を表した肖像画、都市化にともない変わり行く農村や働く農民の表象、そして、自然と都市の環境が芸術的に表現された風景画。近代を代表する芸術作品を読み解きながら、同時代の哲学やアナーキズム思想、生理学・心理学、地理学や社会学の位相を明らかにする。 |
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| 目次 |
第1部 表象と主体の二重化(肖像の真理―ギュスターヴ・クールベの肖像画と初期写真に関する試論 |


