• 本

公法系訴訟実務の基礎

第2版

出版社名 弘文堂
出版年月 2011年9月
ISBNコード 978-4-335-35471-7
4-335-35471-1
税込価格 4,730円
頁数・縦 656P 21cm
シリーズ名 公法系訴訟実務の基礎

商品内容

要旨

法科大学院で到達すべきレベルを具体的に示したスタンダード・テキストの最新版。コアカリキュラム(法科大学院共通的到達目標)と、設問や解説の対応関係を明示。法科大学院の必修科目(憲法および行政法)で修得した内容を、法律実務家らしい文書に仕立てる技術を身に付けるための演習書。問題処理の仕方が具体的にイメージできる類型別の第1編と時系列の第2編による2部構成。事例は、典型的な行政上の紛争。設問は、訴訟実務ではどのような課題を解決しなければならないのかを、ステップを踏んで理解できるよう配列。行政訴訟になじみのない弁護士や公務員などにも最適の手引書。

目次

第1編 公法系訴訟の紛争類型(出入国管理事例
助成金事例
土地収用事例
医療行政事例
社会保障事例(1):年金保険給付
社会保障事例(2):労災保険給付
情報公開事例
住民訴訟事例)
第2編 公法系訴訟の時系列的検討―マンション紛争事例(事件の発端―弁護士の立場から(法令調査(1):開発許可紛争
法令調査(2):建築確認紛争
事実の調査:情報公開請求等)
提訴―弁護士の立場から(訴訟戦略(1):提訴の基本事項
訴訟戦略(2):集団訴訟と訴状作成)
審理―裁判所の立場から(行政訴訟の審理:主張立証責任、処分の変更、訴えの併合等))

著者紹介

中川 丈久 (ナカガワ タケヒサ)  
1964年大阪府生まれ。1986年東京大学法学部卒業。現在、神戸大学大学院法学研究科教授。法学博士(東京大学)、LL.M.(ハーバード・ロースクール)
斎藤 浩 (サイトウ ヒロシ)  
1945年岡山県生まれ。1969年京都大学法学部卒業。自治体職員後、大阪弁護士会所属。日本弁護士連合会行政訴訟センター委員長。立命館大学法科大学院教授。阪神淡路まちづくり支援機構付属研究会代表
石井 忠雄 (イシイ タダオ)  
1953年埼玉県生まれ。1976年明治大学法学部卒業。法務省訟務局行政訟務第一課長、大臣官房民事訟務課長、大臣官房参事官(訟務担当)、東京高裁判事、東京地裁民事第33部総括判事などを経て、現在、法務省人権擁護局長
鶴岡 稔彦 (ツルオカ トシヒコ)  
1956年千葉県生まれ。1980年東京大学法学部卒業。最高裁行政局第一課長、東京地裁民事第3部・第44部総括判事を経て、現在、横浜地裁第4民事部総括判事
岩本 安昭 (イワモト ヤスアキ)  
1956年大分県生まれ。1980年東京大学法学部卒業。大阪弁護士会所属。日本弁護士連合会行政訴訟センター副委員長、京都大学公共政策大学院講師(2010年まで)。主として被告側で、行政訴訟、住民訴訟等を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)