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「大東亜共栄圏」経済史研究

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2011年9月
ISBNコード 978-4-8158-0680-4
4-8158-0680-2
税込価格 6,050円
頁数・縦 292P 22cm

商品内容

要旨

日本植民地帝国はどのように崩壊したか。日本帝国50年の歴史を通じて形成された植民地経済の構造と特質をふまえて、その最後の姿となった「大東亜共栄圏」の全容を初めて客観的に描き出す。マクロ的数量データをもとに、交易や金融の実証的分析から、アジア各地に大きな影響を及ぼした円域経済の実態を捉えた、必読の成果。

目次

第1部 「日本植民地帝国」論(日本植民地帝国の展開と構造
近代日本帝国における植民地支配の特質
日本植民地統治における「同化主義」の構造)
第2部 「大東亜共栄圏」論(「大東亜共栄圏」構想とその構造―「大東亜建設審議会」答申を中心に
「大東亜共栄圏」交易論
「大東亜共栄圏」と日本の対外収支
「大東亜共栄圏」論)
第3部 「南方共栄圏」論(「南方圏」交易論―市場から資源へ貿易から交易へ
「南方圏」国民所得の推計について―解題・高橋泰蔵『南方経済に於ける国民所得の推算に関する一資料』)

出版社
商品紹介

日本帝国はどのように崩壊したか。「大東亜共栄圏」の全容を初めて客観的に描き出した、必読の成果。

著者紹介

山本 有造 (ヤマモト ユウゾウ)  
1940年京都市に生まれる。1967年京都大学大学院経済研究科修士課程修了。京都大学人文科学研究所教授、中部大学人文学部教授、等を経て、京都大学名誉教授、中部大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)