• 本

インドの驚異譚 10世紀〈海のアジア〉の説話集 1

東洋文庫 813

出版社名 平凡社
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-582-80813-1
4-582-80813-1
税込価格 3,520円
頁数・縦 468P 18cm
シリーズ名 インドの驚異譚

商品内容

文学賞情報

2012年 第48回 日本翻訳出版文化賞受賞

要旨

現実と幻想の境界世界。インド洋世界で活躍したムスリム航海者が蒐集した驚異(アジャーイブ)に満ちた162の説話をアラビア語写本から世界で初めて翻訳。イスラーム海域交流史の第一級の史料。第1巻は82話までと解説を付す。

目次

中国の船着場で見た大船
美しい人魚娘の棲む島
密かにイスラーム教に改宗したカシュミール王
高地カシュミールの大祭と古壺
サランディーブの市場と寺院
インドの売春婦たち
インド・カンヌージュの女
巨大なお化け蟹
船の錨を挟む大蟹
ワークワークの奴隷たちに乗っ取られた船〔ほか〕

出版社
商品紹介

10世紀にインド洋を航海した船乗りたちが蒐集した奇想天外な説話の数々。お化け蟹、空飛ぶ大蛇など、アンビリーバブルな話が満載。

著者紹介

家島 彦一 (ヤジマ ヒコイチ)  
1939年東京都生。慶應義塾大学修士課程修了。文学博士。東京外国語大学名誉教授。専攻はイスラーム史、東西交渉史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)