• 本

パリ南西東北

出版社名 月曜社
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-901477-88-8
4-901477-88-9
税込価格 2,860円
頁数・縦 189P 20cm

商品内容

要旨

仏語圏スイスを飛び出し、欧米各地を渡り歩いたブレーズ・サンドラールは、フランスの首都を突き抜けて、どこでもない場所、すなわち“郊外”へと身を投げた。無個性の灰のうちに熱い熾火の生を読み、呪詛の詩法で時空を超える詩人の呼吸が、いま新しい日本語でよみがえる。写真家ロベール・ドアノーとの共作『パリ郊外』(1949年刊)の序文として書かれながら独自の価値をもつ、ルポルタージュ文学の傑作。

目次


西

著者紹介

サンドラール,ブレーズ (サンドラール,ブレーズ)   Cendrars,Blaise
1887年9月1日‐1961年1月21日。スイスのラ・ショー=ド=フォンに生まれる。子どものころから、イタリア、ロシア、ドイツなどを転々とし、パリに落ち着く。創作活動の傍らシャガール、レジェ、モディリアーニなどの画家たちと交流し、1912年に発表した長篇詩『ニューヨークの復活祭』は、アポリネールにも影響を与えたとされる。第一次世界大戦ではフランスの外人部隊に従軍するが、戦闘中に重傷を負い、右腕を失う
昼間 賢 (ヒルマ ケン)  
1971年生まれ。パリ第4大学博士課程給費留学、早稲田大学大学院博士課程単位取得退学。立教大学兼任講師。専門はフランス両大戦間の文学と文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)