
ガール・ミーツ・ガール
光文社文庫 ほ4−6
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2011年12月 |
ISBNコード |
978-4-334-76335-0
(4-334-76335-9) |
税込価格 | 692円 |
頁数・縦 | 381P 16cm |
書店レビュー
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- 明文堂書店黒部店 (富山県黒部市)
青春音楽小説「疾風ガール」の続編。ハイテンション・ハイスピードで息をもつかせない誉田哲也も魅力的ですが、個性的なキャラクターが話全体を引っ張っていく本シリーズも負けず劣らず面白い。そのくらい天才ギタリスト・柏木夏美が魅力的です。音楽の表現、技術的なことが幾度となく語られるがそれを「小説」に置き換えれば著者の作品に対する想いや誇りが見えてくる。哀しい文章は哀しい気持ちなだけでは書けない。作品を読んで作者がどんなことを主張したいか分からなければ、極端なことを言えば読んでそれを誰が書いたか分からなければその人が書く必要はない。他の誰かが書いても同じ。俺は違うよってこれでもかと主張しています。相変わらず人物・情景描写が素晴らしく頭の中で映像化しやすい。警察小説が好きでもスポーツ小説が好きでも音楽小説が好きでもない。誉田哲也の書くから好きなのだと改めて感じた。
(2011年12月11日)
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商品内容
要旨 |
柏木夏美は、デビュー間近の事務所期待のミュージシャン。けれども、ビジネスモードな大人たちとは噛み合わないことばかり。マネージャーの宮原祐司も、気分屋で頑固な夏美に振り回されっぱなしだ。そんなとき、二世タレントのお嬢様アーティストとのコラボレーションの話が舞い込む。性格も音楽性も天と地ほど違う異色コンビの命運は?痛快で熱い青春小説。 |
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おすすめコメント
2012年1月10日よりドラマ化した「ストロベリー・ナイト」の著者・誉田哲也の青春小説シリーズ。「ストロベリー・ナイト」のような警察小説モノとは一風違ったテイストですが、負けず劣らず面白い!オススメの作品です。