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スウェーデンは放射能汚染からどう社会を守っているのか

出版社名 合同出版
出版年月 2012年2月
ISBNコード 978-4-7726-1054-4
4-7726-1054-5
税込価格 1,980円
頁数・縦 172P 21cm

商品内容

要旨

スウェーデン防衛研究所を中心に防衛大学、農業庁、スウェーデン農業大学、食品庁、放射線安全庁の協力のもとで作成された「プロジェクト・どのように放射能汚染から食料を守るか」(1997〜2000年)の成果。

目次

1章 チェルノブイリ原発事故からの警鐘(チェルノブイリ原発事故から学んだこと
役割分担と準備体制
情報提供の重要性
ふたたび原発事故が起きたら)
2章 放射線と放射性降下物(電離放射線とその放射線源
放射線が人体に与える影響
放射性降下物の特徴)
3章 放射性降下物の影響(スウェーデンの農業・トナカイ飼育と食品の消費動向
食品への放射性物質の移行
農業における放射性物質の移行を左右する要因
心理的、社会的影響、労働環境への影響、経済的問題)
4章 基準値と対策―食品からの内部被ばくを防ぐ有効な対策(食品に対する基準値をめぐって
農作物の栽培における放射能汚染対策
家畜の飼育・放牧地・牧草栽培における放射能汚染対策
食品加工業における放射能汚染対策
家庭における汚染対策
戦略的行動が必要)

著者紹介

高見 幸子 (タカミ サチコ)  
1974年よりスウェーデン在住。スウェーデンへの環境視察のコーディネートや執筆活動等を通じてスウェーデンの環境・持続可能な発展の模範事例を日本に紹介している。国際NGOナチュラル・ステップ・ジャパン代表。企業・自治体の環境教育や環境コミュニケーションのファシリテーターとして活動中
佐藤 吉宗 (サトウ ヨシヒロ)  
1978年生まれ。鳥取県米子市出身。京都大学経済学部卒業。2000年にスウェーデンへ交換留学をしたことがきっかけとなり、同国で経済学修士号を取得した後、欧州安全保障協力機構(OSCE)での研修を経て、現在スウェーデン・ヨーテボリ大学経済学部博士課程在籍。専門は投資・生産性分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)