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国土と日本人 災害大国の生き方

中公新書 2151

出版社名 中央公論新社
出版年月 2012年2月
ISBNコード 978-4-12-102151-9
4-12-102151-7
税込価格 924円
頁数・縦 239P 18cm

商品内容

要旨

山地が七割を占め、地震や台風にしばしば見舞われる日本。この試練の多い土地に住みついた日本人は、古来、道を通し、川筋を変え、営々と自然に働きかけてきた。私たちが見る風景は、自然と人が共に造り上げたものなのだ。本書は、まず日本の国土の地形的・社会的特徴を明らかにする。さらに大震災に見舞われ、財政危機にある今、海外に伍して豊かな国土を築き上げ、日本人が再び活力を取り戻すために何が必要かを提言する。

目次

第1章 国土はどう形成されてきたか
第2章 日本列島の自然条件―わが国土の実情1
第3章 国土の社会条件―わが国土の実情2
第4章 これまでの国土造り
第5章 これからの国土造り
終章 人の輝きを国土が支える―「人と国土」の思想

著者紹介

大石 久和 (オオイシ ヒサカズ)  
1945年、兵庫県生まれ。1970年、京都大学大学院工学研究科修士課程修了。同年、建設省入省。建設省道路局長、国土交通省技監等を経て、現在、財団法人国土技術研究センター理事長。早稲田大学大学院公共経営研究科客員教授、京都大学大学院経営管理研究部特命教授、東京大学大学院情報学環ユビキタス情報社会基盤研究センター顧問等を兼務。専攻・国土学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)