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世界が日本のことを考えている 3.11後の文明を問う−17賢人のメッセージ

出版社名 太郎次郎社エディタス
出版年月 2012年3月
ISBNコード 978-4-8118-0754-6
4-8118-0754-5
税込価格 2,200円
頁数・縦 271P 20cm

商品内容

要旨

ネグリは原発を「怪物」と呼び、アンダーソンは日本のナショナリズムに期待を寄せ、鄭浩承は韓国が日本にいちばん近づいた日々を語る…共同通信社が東日本大震災後、世界の賢人17人に「3.11文明を問う」というテーマで連続インタビューを敢行―そこから聞こえてくる真摯な問いかけに、われわれはどう答えるのか?識者から届けられた深い「共感」と「問い」の言葉。

目次

人は自分自身を救わねばなりません―ウ・ブニャ・サラ、アシン・バラ・サミ、ウ・パニャ・シリ(ミャンマー・僧侶)
日本よ、泣かないでください―鄭浩承(韓国・詩人)
自国のレベルに合わせてエネルギー源の多様化を―ワンガリ・マータイ(ケニア・環境保護活動家)
市民が力を取り戻す機会―レベッカ・ソルニット(米・作家)
“全能”のおごりを捨てるとき―マリナ・シルバ(ブラジル元環境相)
指導者は真実のみを語れ―エドアルド・シェワルナゼ(ソ連元外相)
人類は原子力を制御できない―ゲアハルト・シュレーダー(ドイツ前首相)
発揮された日米のパートナーシップ―ウォルター・モンデール(米元副大統領)
絶望に響く言葉の力―マリオ・バルガス・リョサ(ペルー・作家)
原子力は「怪物」である―アントニオ・ネグリ(伊・政治哲学者)〔ほか〕

著者紹介

加藤 典洋 (カトウ ノリヒロ)  
1948年、山形市生まれ。文芸評論家。85年、『アメリカの影』でデビュー。97年、『敗戦後論』で論壇に衝撃を与えた。早稲田大学教授。小林秀雄賞選考委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)