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日本の朝鮮植民地支配と植民地的近代

出版社名 明石書店
出版年月 2012年3月
ISBNコード 978-4-7503-3550-6
4-7503-3550-9
税込価格 4,950円
頁数・縦 248P 22cm

商品内容

目次

日帝の朝鮮慣習調査事業活動と植民地法の認識
1910年代〜1930年代初における京城神社と地域社会の関係―京城神社運営および朝鮮人との関係を中心に
経済成長論の「人力開発」認識批判
「経済成長論」の植民地認識に対する批判的検討
経済成長論の歴史像の淵源と矛盾する近現代史認識
生活水準向上論批判―生活と経験のない生活水準議論の限界
植民地期朝鮮人労働者の強制動員と個別企業の責任―明治鉱業(株)の事例

出版社・メーカーコメント

「日本の植民地支配によって韓国は近代化できた」「欧米の植民地支配に較べればずっとよかった」という言説は未だに消えない。日本の植民地支配は、はたして朝鮮半島を近代化したのか。さらにはいかなる近代を持ち込んだのか。多角的、実証的に検証する論文集。

著者紹介

庵逧 由香 (アンザコ ユカ)  
1966年生まれ。立命館大学文学部准教授。高麗大学校史学科大学院文学博士。専攻は朝鮮近現代史、国際関係史、日韓関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)