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マーケティング・マネジメント論 ICTと流通

出版社名 学文社
出版年月 2012年3月
ISBNコード 978-4-7620-2276-0
4-7620-2276-4
税込価格 2,420円
頁数・縦 164P 22cm

商品内容

目次

第1章 序論―マーケティング論の再検討
第2章 ICTの革新と普及
第3章 取引費用パラダイムの構造
第4章 関係性パラダイムの構造
第5章 複数チャネル間の競争構造―ネットワーク外部性
第6章 供給連鎖から顧客共創連鎖へ
第7章 結論と今後の課題

出版社・メーカーコメント

情報通信技術(ICT)の革新が、流通にどのような影響を与えたか、流通のマーケティング理論を再考。  流通の変容について理論的に分析し、それが企業のICT活用の実践、あるいは顧客の消費行動にむけて持ちえる含意と可能性を検討。とりわけ、これまでに為された代表的なマーケティング研究として、「取引費用パラダイム」と「関係性パラダイム」を取り上げ、それぞれの系譜と現状を概観していく。同時に、近年の競争に顕現している「ネットワーク外部性」への高まりにも瞠目し、そうした議論的動向が現代の流通チャネルとICTの関係を論じていく上でいかなる可能性を内包するものであるか考察する。チャネル内の「競争」とチャネル間の「競争」の両方に目を向け、現在のチャネル間の競争状況を眺めることによって、将来に向けていかなる展望が開かれるかを明らかにしていく。 本書は『競争と協力:情報通信技術・流通・NPO』を第二章を中心に書き改めた。

著者紹介

大驛 潤 (オオエキ ジュン)  
経済学博士。東京大学大学院博士後期課程単位取得。東京大学文部教官助手、東京理科大学理工学部助教授、九州大学大学院特任准教授、スタンフォード大学大学院客員准教授を経て、東京理科大学経営学部・大学院経営学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)