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営業零課接待班

講談社文庫 あ121−1

出版社名 講談社
出版年月 2012年4月
ISBNコード 978-4-06-277165-8
4-06-277165-9
税込価格 660円
頁数・縦 364P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 内容は、法務課から営業に異動となった真島等(通称マジオ)。真面目で小心者の性格のため、成果をあげられず営業実績ゼロ。ついに、リストラ勧告を受ける。そして、ひょんなことから、新しく設立された、接待専門の「営業零課」に異動となる。今まで成果がない落ちこぼれ社員マジオに降りかかる、年間売上50億という無謀な目標!!この目標に新しい仲間とともに達成できるのか!?挫折と成功と「働く姿」が詰まった奮闘話。私には、読めば読むほど、マジオの生まれ変わろうと葛藤する姿に共感と応援したくなる気持ち、目標を達成させるために奮闘する零課のみんなの行動への期待、そして最後の結末と、先々が気になってしまう面白さがあります。主人公だけでなく他の仲間たち一人一人にも注目です。最初の登場人物の紹介だけでは気づけない人柄が、読むことで惹き出されていきます。読む人によっては、主人公のマジオではなく、他の仲間に共感を持つ人が現れるかもしれません。この小説の中心となる『接待』。コミュニケーションツールとしてメールや携帯電話が進んでいる社会で、人と人とが直接向き合い、お互いを知り・繋がる大切さ。人と人との縁の強さが鍵となっていま

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    (2013年8月2日)

商品内容

要旨

苦手な営業に異動となり、ついにリストラ勧告まで受けたマジオこと真島等は、接待専門の「営業零課」で再起を図ることに。落ちこぼれ社会人のマジオと仲間たちは修羅場を乗り越え、年間売上50億という無謀な目標を達成できるのか!?涙も笑いも挫折も成功も、「働くこと」のすべてが詰まった感動の営業小説。

出版社・メーカーコメント

就職氷河期世代から共感の嵐! ノンストップお仕事感動物語(スペクタクル)! 苦手な営業に異動となり、ついにリストラ勧告まで受けたマジオこと真島等(まじまひとし)は、接待専門の「営業零課」で再起を図ることに。落ちこぼれ社会人のマジオと仲間たちは修羅場を乗り越え、年間売上50億という無謀な目標を達成できるのか!? 涙も笑いも挫折も成功も、「働くこと」のすべてが詰まった感動の営業小説。

著者紹介

安藤 祐介 (アンドウ ユウスケ)  
1977年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、学習塾に入社するも過労で倒れて退職、2社目の酒類業界新聞社では試用期間で解雇通告を受ける。その後は営業職としてITベンチャー3社を渡り歩き、現在公務員。2007年、『被取締役新入社員』でTBS・講談社第1回ドラマ原作大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)