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喪われたレーモンド建築 東京女子大学東寮・体育館

出版社名 工作舎
出版年月 2012年4月
ISBNコード 978-4-87502-443-9
4-87502-443-6
税込価格 2,640円
頁数・縦 301P 22cm

商品内容

要旨

武蔵野のおもかげを残す自然豊かなキャンパスに凛としたたたずまいの建築群。ライトの弟子、A.レーモンドによる九棟の建築郡のなかでも東寮と体育館は、前川國男や吉村順三を育てた建築家の最初期の芸術作品であるばかりか、新渡戸稲造、安井てつ、A.K.ライシャワーの崇高な建学精神の結晶でもあった。この二棟の世界的文化遺産が、なぜ解体されねばならないのか?素朴な問いを発しつづけた卒業生たちによる、保存を願い、賛同者をつのり、一万を超える署名を集めながら、なお解体を防げなかった活動の全記録。

目次

序章 東京女子大学とレーモンド建築
第1章 喪ったものの大きさ―東寮・体育館の魅力と価値
第2章 「東女レーモンドの会」が生まれるまで
第3章 保存をめぐる理事会との交渉
第4章 東寮解体
第5章 体育館保存に学内が動いた
第6章 体育館、最後の日々

出版社
商品紹介

レーモンドの初期作品にして新渡戸稲造らの建学精神の結晶でもあった東寮と体育館。保存、活用を願った卒業生による活動の全記録。